経験談

製品の開発

文:大戸 あつこ

私は協賛企業メンバーです。

今日は、機器メーカーが、どのように製品開発をおこなっているかご紹介をします。開発は、現場からのフィードバックを基に研究所で繰返し行われる試作品テストから始まります。使用を模擬し他製品と比較し、多くの試験をクリアして機器デザインが決定します。その後は役所に提出するための安全性と有効性の検証試験、動物試験や人での臨床試験を実施します。人体は湿度、温度的に機器にとっては過酷な環境であり、耐久性もしっかりと確認します。製品が販売される時は本当にうれしいものです。一方で、壊れない機器を作ることの難しさも痛感しています。

私はこの会に参加して、それぞれの立場で見える風景が違うこと、その違いに気が付くことが重要だと感じました。違う風景を理解し”医療のあるべき姿”をもっと皆さんと考えていきたいと思っています。

<この記事を書いた人>
プロジェクトメンバー 大戸 あつこ(AMDD所属企業)