文:秋山 典男
埼玉県在住の31歳の秋山 典男です。
私は先天性心室中隔欠損症という病気を持ち生まれ、2歳の時に心臓の手術を受けました。
それとは別に大学4年生の時、学校の健康診断で異常が見つかり、翌週、病院で新たに心房粗動という心臓病を発症していることがわかりました。
2歳の時は幼く、全く覚えていないのですが、大学生の時初めて死をリアルに意識しました。
手術前夜。
「なぜ、また自分なのか?自分は死ぬのだろうか?今までの人生でなにをしてこれたのだろうか?お母さん怖いよ。。。」
色々な感情が押し寄せてきて、涙が止まりませんでした。
この時、
「もし手術が成功し助かったら、自分の命を人のため、世の中のために使おう」と決めました。
今では、手術も無事成功し、心臓病の方の就労問題を解決するための取り組みを行なっています。
<この記事を書いた人>
当事者メンバー 秋山 典男(先天性心室中隔欠損症、心房粗)